（盛大にネタバレしてます） 『2012』の前半は『日本沈没』（73年）のパロディだった。 一科学者が地球内部の異変を発見、秘密裏に人類救済プロジェクトが立ち上げられ、世界の国や富豪に金の無心、美術品が持ち出され、いよいよ大地震、とか『日本沈没』の…

（盛大にネタバレしています）『イングロリアス・バスターズ』は最後の方が『ガス人間第一号』なので思わず笑・・・感銘を受けた。基本はロバート・アルドリッチの『特攻大作戦』だが、そこにSF、ていうのがタランティーノである。 私は、今まで彼のことをタ…

どういうわけか、東宝特撮映画のパロディ映画を２本観ました。

みやま山荘を６時３０分ごろ出発し、蛭ガ岳へ。 笹の原が美しい蛭ガ岳への道。早朝、雲がでていて山頂は見えなかった。 蛭ガ岳付近のブナ。話には聞いているが、立ち枯れが多い。 蛭ガ岳から姫次、焼山、焼山登山道入り口までは、急坂もなくカラマツの樹林の…

蛭ガ岳山頂。霜で枝が白く光って美しい。

このところ登山ブログに変貌していますが・・・。１２月６、７日に丹沢主脈を縦走しました。もんのすごくいい天 気でした。丹沢主脈とは塔ノ岳から丹沢山、蛭ガ岳、姫次、黍殻（きびがら）山、焼山と丹沢山塊を北に連なる尾根を言う。 9:00大倉入口→12:00塔…

塔ノ岳から丹沢山への途中、日高（ひったか）から

「飛騨泣き」の名の通り、泣きが入るほどきつい。 それでも後退しなければいつかは着くのが登山のいいところだ。 最後の断崖（こればっかり）をジグザグに登りきると北穂高小屋に到着！↓翌朝１５日、大キレットで苦しむ人民をビールを飲みながら見下ろす雲上…

前回の最後の写真の頂上部（滝谷）だと思う。右上方に人が見える。 この辺に来ると,いかにも溶岩みたいな黒っぽい岩から色が白っぽく変わり、美しく輝いている。 ここから延々と岩との格闘。岩にしがみついて下りたり登ったり。岩の両側は・・・数１００mは…

南岳手前から撮った槍ヶ岳。ここまではピクニック気分。 南岳から撮った北穂高岳。この間の縦走路を「大キレット」と言う。キレットとは「切戸」が訛った言葉。稜線が深く切れ落ちている地形のこと。 これから３時間後にはあの山頂にある山荘に着く予定なの…

８月１１日から１５日まで、槍ヶ岳から北穂高岳へ行ってきました。１２日早朝５時、横尾から登りはじめ１０時半には下の写真の通り絵に描いたような槍が見える。 これは楽勝と思っていたら、この後見る見る雲がわき上がって、槍は見えなくなる。しかも雨まで…

部分日食だけど。宮崎県都井岬から。 早朝大雨。宮崎市から自動車で日南フェニックスロードを３時間。都井岬到着午前９時ごろ、雨は上がっていましたが、あたりは霧で真っ白。 ただ昼から雲が切れる予報だったので、腹をくくって岬の灯台で待っていると・・…

旧聞に属するが、６月下旬、栃木県の「大谷石採掘場」へ行って来ました。 一昔前まで民家の塀や蔵に使われた大谷（おおや）石を採掘した跡である。 よく映画のロケに使われるので、一度行って見たいと思っていた。 使いまくっていた映画は『ジパング』（かわ…

ちょっと暇な時間が出来てきたのでちょくちょくブログを更新します（多分）。『スター・トレック』は、CMと言い、カタカナの変な字体と言い、何かやる気がなさそうなので期待していなかったのだが、観て見るとなかなか面白かった。やはり「宇宙」というだけ…

１２年間乗り続けていた「シビックシャトル・ビーグル」の状態がいよいよやばくなってきたので、已む無く買い換えることにしました。４，５年前までは半年に一度くらいは遭遇していたが、ここ２年ばかりは遭遇率ゼロである。国内に何台走っているか分からな…

去年は所謂なんちゃって管理職になってしまい、その他いろいろありまして忙しくて大変でした。 今年はもうちょっと更新しようと思います。

１９日１４時ごろに上高地に着いたのですが、いきなり豪雨に見舞われました。 それでも上高地から明神池方面に歩いていったところ、濁流で道が寸断されていました（六百沢付近？）。 凄まじい流れでしたが、なんだかんだで皆渡っていきました。２１日にまた…

諸君は自由を失うというだろうが、自由などというものはまぼろしに過ぎない。だから諸君が失うのはまぼろしだけなのだ。 この間NHKBSで放送されていた「ルパン三世特集」とか、「スカイ・クロラ」のこととか、色々書きたいことはあるのだが、ひとつこのこと…

地球爆破作戦 (リクエスト・ムービー 第1弾) [DVD]出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン発売日: 2008/08/07メディア: DVD購入: 7人 クリック: 934回この商品を含むブログ (23件) を見る

を観終わって真先に思ったのは、これは（いつのものことだが）やばいのではないか。本当に全米で公開できるのか、R指定になるのではないか、ということだった。 それはさておき、お魚が人間になりたいという話にもかかわらず、何の精神的な葛藤もなく、劇的…

■『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』（ネタバレ）前回でこの映画をひどく批判したので、私のことを知る人は「ハハン！社会派を自認するおっさんオタのジョー・チップはあのシーンも『けしからん！被爆国の国民として抗議する！」とか言うの…

いい映画を観ると、「面白かった」「感動した」「泣いた」とか短い言葉を発するのみで、そのあとの言葉が続かないということが往々にしてあるものだが、これがつまらない映画だと、延々を言葉が出てきて語り明かしてしまうことになるから不思議である。『イ…

という設定が昔から結構好きで、おそらく『まぼろしの市街戦』の影響だろう。 偶然か、似たようなものを読んだり観たりした。アルファ系衛星の氏族たち (創元SF文庫)作者: フィリップ・K.ディック,Philip K. Dick,友枝康子出版社/メーカー: 東京創元社発売日…

黒澤明特集が始まってますね・・・５月には成瀬巳喜男特集も。NHKのいいところは見逃してもまた放送してくれるところ。 まず直近の ４/１７（木）PM1：00〜2：52『突破口！』 は録画しといた方がいい。ドン・シーゲル監督の傑作。 ４/２０（日）BShi PM4：30…

新しい部署になったら無茶苦茶忙しくなった。面白いと言えば面白いが・・・よってブログは休みがちになります。

こなちゃんってオタクにとって都合の良すぎる存在だよなあ・・・ゲーオタだが引きこもりもせず、特撮にも造詣が深く、美人で温厚な性格で運動神経がよく、声帯模写が出来、しかも炊事洗濯掃除ができる・・・いいのかそれで。誰が言ったか忘れたが（中森明夫…

ユーチューブに『らきすた』の動画が配信してあったので暇だったので見てみた。 深夜放送で、オタ女が平和な学園をかく乱し既成の常識を破壊していく話と聞いていたのだが（どこから？）、またしてもホノボノ健全アニメだった。最近はこういうのが流行りなの…

虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)作者: アルフレッド・ベスター,寺田克也,中田耕治出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/02/22メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 197回この商品を含むブログ (195件) を見るこんなんだったら、生頼範義の絵の方がよ…

新橋演舞場で見たのは平成７年だから１９９５年。NHKで放送していたのを録画したのは９８年くらいか。９０年代、市川猿之助と梅原猛はかなりの人気者だったと思う。私も『隠された十字架』とか『水底の歌』とか読んで歴史は実はこうだったのか！マジかよとか…

５，６年前かWOWOWで録った。この映画はイーストウッドファンでも「これはちょっと・・・」と言うくらいヘンな映画で、公開当時褒めていたのは蓮実重彦先生くらいではなかっただろうか。ちなみに私は五反田名画座で見ました。 『アイガーサンクション』での…