2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

みゆき座閉館

たまたま有楽町のみゆき座の前を通りかかったら、みゆき座閉館記念上映会をやっているではないか。みゆき座で上映した歴代の映画を一本300円で上映しているのだ。明日は『ジョニーは戦場へ行った』が観られるぞ! なんと、昼は『博士の異常な愛情』を上映…

花粉症で死ぬかも・・・?

夜中、息が苦しくなって目が覚める。お医者によると、花粉症が喘息症状を誘発したらしい。苦しい。死ぬかと思った。 「花粉症 死亡者」で検索しても大してヒットしなかったが、まだそこまで想定していないのだろうか。 不吉なことを言うようだが、実際に花粉…

『失踪日記』吾妻ひでお著

怖い話なんですけど、努めて面白く描いているので笑って読めます。俺も食後に天ぷら油キュっと一杯やりたくなった(やらないけど)。 どちらかというと後半のアル中日記の方が色んな人物が出てきて面白かったです。 あとがきでとりみき氏も言っているが、吾…

この1週間、日本の労働生産性は確実に落ちている!

スギ花粉症は、日本人の人口の約10%だそうです。予備軍を合わせると40%。まあ1000万人の人間が花粉症というわけである。 さらに、30〜44歳で最も多く、スギ花粉症全体の34%だそうです。 今年の花粉症は目に来る。目が開けてられないほど猛烈に…

『人類SOS!(トリフィドの日)』(1963)

昔、よくTVで放映していたもんですが、一度シネスコサイズで観たいものだと思ってました。念願かなってシネスコ画面で見ると、やはり今まで気が付かなかった情報があります。院長が窓から飛び降りるシーンは、前のシーンで主人公の後ろでガラス越しに窓に走…

『地球最後の男』(1964)

なんで日本未公開なのか分からないが、とんでもない傑作。とにかく、今後、この映画を観ないで書かれたゾンビもの論文は意味をなさず、過去のゾンビものの批評も根本から見直さなければならないのではないか?と思ったほど。全体を覆う、感傷を排したクール…

フィリップ・ヨーダンという人

『人類SOS!』『地球最後の男』の2本立てDVDを購入。観ながら解説を読んでいたら、驚くべきことが書いてあった。『人類SOS!』の脚本、フィリップ・ヨーダンについてである。 「・・・ニコラス・レイ、アンソニー・マンといった名匠にシナリオを提供。『エル…

地球最後の男/人類SOS!(2in1) [DVD]出版社/メーカー: エプコット発売日: 2005/02/25メディア: DVD クリック: 16回この商品を含むブログ (10件) を見る

『一年の九日」(1961)

フルシチョフのスターリン批判の受けて、ほんのちょっとの間だけ、ソ連映画に自由な気風がでてきました。そんな中でタルコフスキーも出てきたわけですが、これはタルコフスキーの師匠にあたるミハイル・ロンムの作品です。シネマスケープでも今のところ、4…

一年の九日 [DVD]出版社/メーカー: アイ・ヴィ・シー発売日: 1999/03/25メディア: DVDこの商品を含むブログ (1件) を見る成り行きでソ連映画マイブームになっているので、この映画も紹介します。

超絶ソ連SF映画『火を噴く惑星』

「グルグル巻きで苦しむ」と言えばこの映画のことも語らねばなるまい。 SF、特撮好きの方は必見の映画です。表紙を見れば分かりますが、ロケット、ロボット、恐竜、火山大噴火と特撮のすべてをひとつの映画に叩き込みますた。DVD絶賛レンタル中!トンデモ映…

火を噴く惑星 [DVD]出版社/メーカー: アップリンク発売日: 2002/06/28メディア: DVDこの商品を含むブログ (6件) を見る

*p1* ヴィム・ヴェンダースの『東京画』に登場した 旧川喜多邸の公開日は4月9日(土)・10日(日)。http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/bunka/index.htm

「唐招提寺展」

6日までということで、行って見た。予想以上の混み具合だった。これだけ向学心のある人々がいてもやはり日本の政治経済はダメなのか。期間中に30万人突破したというが・・・ 正直、ご本尊の展示の仕方はいまいちだった。あんな安い台座に乗っけられて、ビ…

ボーっとTV観ていたら、荻窪に「杉並アニメミュージアム」というのができたらしい。なんでも日本のアニメスタジオの70%が杉並に集中しているとか。杉並区は地場産業として注目している。展示はTVアニメ中心。 館長は鈴木伸一氏。動いている鈴木氏を見るの…

『恐竜百万年』

このDVDは画質がいい。とにかく前編セリフがなく、ストーリーが展開する。今日びセリフがない映画を作ると、『サイレント・ムービー』(メル・ブルックス監督)のようなコメディをやりたくなるが、これはラブストーリーである。まったくすごい前衛映画ではな…

『地球の危機』

しょうもない邦題だが、原題は「海の底の旅」でさらにしょうもない。 原潜シービュー号が出てくる。これをプラモで作ったことがある。68年ころのことだと思う。シービュー号はスタイルが洗練されてかっこいい、『ミクロの決死圏』のプロメテウス号に通じる…

『座頭市と用心棒』

岡本喜八監督の追悼として、最近レンタルになったDVD『座頭市と用心棒』を観る。 異常なまでに面白い。 スタッフは音楽伊福部昭、撮影宮川一夫、美術西岡善信、キャスト三船敏郎、若尾文子、嵐寛寿郎、岸田森、滝沢修という日本の歴史始まって以来じゃないか…