2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

実家へ行ってみたら、4,5年間行方不明になっていた『別冊宝島 怪獣学入門』(92年)が見つかる。

このムックは、『ゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃』の発想の元となったと思われる「ゴジラはなぜ皇居を踏めないか?」「ゴジラは、なぜ南から来るのか?」と言った論文を始め、「ウルトラマンにとって正義とは何か?」などその後の特撮界の方向性を…

三月ころから映らなくなっていた衛星放送が突然映るようになった。

ちょうど山田洋次監督の『息子』やっていたので流し観。 こうしてみると明らかに『東京物語』の翻案と言うの?リメイクと言っていいくらい似てる。箱根行くし。酔っ払った戦友が「愉快愉快」とか、意識してるよなあ。初々しかった和久井映見が『日本沈没』で…

想像を絶する地獄が日本に現出する!

『日本沈没』と言うぬるい映画を観た後、思うところがあって山田風太郎の『戦中派不戦日記』を読んでいる。興味深い出来事の連続だが、特に昭和20年8月14日の日記には涙を禁じえない。 十四日(火) 晴(略)・・・・ この弱点を衝くには、今後十年とは…

実体験とあちこちのブログを読んでいて気がついたこと

辛気臭い日本画の展覧会『伊藤若冲と江戸絵画』入場者・・・・意外と若い人が多い。 豪華キャスト若者向きSF大作『日本沈没』入場者・・・・・・・・・・意外と年配の人が多い。これは一体・・・

『日本沈没』を観る

前評判が悪かったので覚悟していたのだが、観ている間そんなにひどいとも思えず、むしろ演出うまくなったなあとすら感じていた。のだが、3分の2くらい過ぎたところで、ええ!?の連続で驚愕と脱力のうちに終わる。 特●が悪いと言うのではない(あ、いやフ…

15日 上野国立博物館にて「若冲と江戸絵画展 プライスコレクション」

今回出展の絵画に出てくる動植物たちをちりばめたパンフのデザインも楽しく、やはり若者受けを狙ってるのか。 今や「日本画なんていつも決まりきった画題と型にはまった構図ばっかりで退屈〜♪」なんて言っている人はよもやいないと思うが、まあ確かに画壇と…

川崎岡本太郎美術館で「ウルトラマン伝説展」を観てくる。

http://www.taromuseum.jp/exhibition/exhibition_current.html マニアにとっては、既知の説明がほとんどだろうが、成田亨による怪獣デザインの原画群(鉛筆に彩色)は実に素晴らしいもの。ウルトラマンの怪獣が芸術として想定されていたのがよく分かる。特…

岡本太郎の幻の巨大壁画、『明日の神話』を見てきました。

原爆を題材にした、いわば日本の『ゲルニカ』。 8月31日まで一般公開されるが、それ以降の展示の目途は立っていないと言う。 ちょっと小さいが、ほぼ同じ絵を川崎市岡本太郎美術館でも観る事ができる。 写真撮り放題だが・・・ 第五福竜丸? 原爆の炎に焼…