『崖の上のポニョ』
を観終わって真先に思ったのは、これは(いつのものことだが)やばいのではないか。本当に全米で公開できるのか、R指定になるのではないか、ということだった。
それはさておき、お魚が人間になりたいという話にもかかわらず、何の精神的な葛藤もなく、劇的な盛り上がりもないのには驚いた。ただ、前編明るい明朗な雰囲気なので、本来2本立ての中の1本的小品と思えば、悪い出来ではない。ラストシーンの「短さ」も近年では賞賛に値する(まあ内心『なんじゃそりゃー!』と大笑いした)。
ポニョは『未来少年コナン』的なイメージがある。
手書きにこだわっているので、遠景の船などが昔のマンガみたいに簡略化されているが、確かに全てがよく動いていた。生命の持つ原初的な力を手書きアニメで描きたかった・・・という目的はかなり成功してると思う。
デウスエクスマキナ的解決に萎えた。
ラーメンがうまそうだった。
大人の科学マガジン Vol.01 ( ポンポン船 ) (Gakken Mook)
- 作者: 大人の科学マガジン編集部
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