2006-10-16から1日間の記事一覧

『男たちの大和』

とにかく「回想形式」というのが好きになれない。盛り上がってきたところで場面変わってさて現代では・・・とか一々やられて苛立たないですか?現代の視点を入れると、何か高尚な気分になれるのだろうか。どうもよく分からない。 大和そのものの描写は原寸大…

『ヒストリー・オブ・バイオレンス』

クローネンバーグ監督らしく人間関係から暴力描写まで丁寧に描いているのだけれど、なんか「え、もう終わり?」とえらくあっさりし過ぎているのではないか。主人公にどんなすごい過去があるのかと期待しちゃったし。特にエド・ハリスの出番にはまさに「え、…

『ナイロビの蜂』

これも良い映画である。文部科学省特選にすべきだ。『シティ・オブ・ゴッド』の監督とは知らずに観る。あまりにもリアルな貧民街の描写に、なんかあの映画に似てるな〜とは感じていたが・・・。『シティ・・・』に比べると時間軸の並べ替えはそんなに複雑で…

『太陽』

家から歩いて15分の映画館で見る。 これはいい映画である。イッセー尾形はもちろん良かったが、佐野史郎もよかった。正直言って、他国の重要人物の内面にここまで迫ろうとは思わなかった(成功してるかどうかは微妙だが)。ソクーロフ監督の試みには嫉妬と…