世も末だ。


射殺の男性はテロと無関係 ロンドン警視庁、遺憾表明

http://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=24kyodo2005072401000026&cat=38

車の破片や肉片散乱…地獄絵図のエジプトテロ現場
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/egypt.html?d=23yomiuri20050723id25&cat=35


シャルム・エル・シェイクは確かサミットも行われていたこともあるよなあ。
1999年の夏に紅海へダイビングへ行ってきました。成田→ロンドン→カイロ→シャルム・エル・シェイクと飛行機3度乗り換え。カイロ行きの飛行機には東洋人は俺一人でした。携帯所持率はかなり高かった。着陸するなりベールかぶった女性があちこちで携帯取り出して話し始めた。機上から見たシナイ半島は「火星か?ここは。」と思うくらい荒野が果てしなく続く土地でした。で、そんな岩と砂だらけの土地に忽然と大ホテルが建ってたりするのだ。土地の登記とかどうなってるのか?と思うくらい砂漠のあちこちにポコポコホテルが適当な間隔で建っていた。中でもガザラ・ホテルは私など近づくことも許されない超高級ホテル。
そんな観光客のほとんどは紅海のダイビング、クルージングが目的。朝、港に行くと砂漠にこんなに人間がいたのか、と驚くほどの人波。クルーザーの数も半端ではなく、観光客はゾロゾロと列を作ってそれぞれの船に飲み込まれていく。観光客はほぼ全員が白人で、イギリスが圧倒的に多く(飛行機で4時間くらいだから日本でいえばグアム島みたいなものか)、ドイツ、北欧の人、特にデンマーク人が多いらしい(デンマークの人は言葉が通じず、フロントで難儀してました)。港にあるスピーカーからはコーランが高らかに流れています。大体9時ごろから、それってな感じで何十隻ものクルーザーが一斉にスタート、紅海を目指す様は壮観。
紅海のダイビング・スポットは沖縄ですら出合ったらラッキーなナポレオンフォッシュや海がめが普通にいるようなところで、特にシナイ半島の突端に位置するラス・ムハンマドカマスやらギンガメやらサメやらなんでもありのスポット。昼飯は船の中でエジプト人のガイドが厨房で作ってくれます(だいたいピラフなんだが)。いやーあのころは良かったなあ・・・(-_-;)。
俺を学生だと思っていたモハメド君や日本に来た事もないのに完全なイントネーションの日本語を操る通訳のカシムさんは、一体どうしているだろう・・・
エジプト人は語学に優れているというのは有名だそうで、確かにコ○キですら英語を話していた。