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旧聞に属するが、朝日新聞のコラムを読んでいて、興味深いことが書いてあった。
http://www.asahi.com/paper/column20050723.html
西原理恵子のマンガに出てくるような、ポッカリ開いた黒目を見てると、「かわいい」と思ったり、ほのぼのとしてくるのはなぜなのか、分かったような気がする。全部黒目だとこちらを見ているんだが見ていない、凝視されていない、と感ずる・・・つまり敵意がないことを表現しているからか。
しかも埴輪のように黒目ですらない・・・目の中に空間しかない場合は、こちらの邪悪な感情も吸い込まれていくようですね。
『ウルトラマン』の怪獣「ガバドン」初期タイプは目の部分が、両側を貫通した単なる穴になっている。高山良策氏は古代文化に精通していたので、こんなところから思いついたのかも知れない(初期ガバドンは置き物として最適、あったら買う)。