円谷プロ身売り

首相辞任に引き続き衝撃的なニュース。
http://newsflash.nifty.com/news/tt/tt__fuji_320070912006.htm

 「ウルトラマン」で知られる円谷プロダクションが経営難から身売りすることが12日分かった。同プロの大株主・円谷エンタープライズが10月中旬に第三者割当増資を行い、CMなど映像制作大手のティー・ワイ・オー(TYO)が8000万円で引き受ける。これにより、円谷プロはTYO傘下となる。
 TYOが12日発表したリリースによると、最近の円谷プロは、映画製作費負担の増加、長年の同族経営による経営基盤の弱体化などで経営が悪化、“カラータイマー点滅”状態にあった。TYOは円谷グループへの経営参画で、経営再建を目指す。
 具体的には、現在、円谷プロ株の約45%を所有する円谷エンタの増資と同時に、円谷一夫会長兼社長が所有する円谷プロ株約22%を円谷エンタに譲渡。TYOは円谷プロ株68%を所有する円谷エンタ株式の80%を所有する。これに伴い、円谷プロでは円谷会長兼社長を除いた役員が退任し、TYOの吉野博昭社長らが新役員となる予定。
 円谷プロは、今年6月の株主総会で大幅なリストラを主張した大山茂樹前社長を、円谷会長が解任した。10月からは生誕40周年のウルトラセブンが「ウルトラセブンX」(TBS系)として復活するが、同社救済には間に合わなかった。

[産経新聞社:2007年09月12日 17時25分]

ついに来るべきものがきたか。
ウルトラマンシリーズを初めとする円谷特撮番組は、多岐にわたる才能のある人がスタッフに集まり、それこそ右翼から左翼まで呼び込む度量があった(それでいて全体のトーンは娯楽性の方向へうまくコントロールされていた)が、これでどうなることやら。
マイケル・ベイが監督する映画みたいなのになったらどうしよう。