レオナルド・ダ・ヴィンチ『受胎告知』


http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=3859
9日の水曜に行ってきた。一応列に並ぶが、比較的空いていた。国立博物館の本館に展示されている。普段は閉まっている奥の講堂みたいなところを丸ごとこの1枚の為に使用しているのだが、飾りはなくものすごく殺風景。絵の手前に段差がついていて、3m手前からならば、人の頭を気にせず楽に眺めることが出来る。実際ゆっくり眺めている人が多い。しかしこの絵は細部がすごいので、やはり間近に見ないと意味が無い。そうなると順番待ちでしかも立ち止まってはいけない。
作品は最近出来上がったみたいにピカピカできれいなものだった。技巧の繊細さはそれは大変なものだった。衣服の下の肉体の質感、髪の毛のほつれぐあいなどエロチックですらあった。まあそれでも慌ただしい鑑賞だった。あんまり見た気がしない。
平成館の展示品では『最後の晩餐』のアニメ化が面白かったが、全体としてみるとウーン・・・という企画。