観ていて思いついたこと

南極にて。「地震だ!」ってアンタ、宙に浮いている艦の中にいてよく分かったな。艦長中尾彬、副艦上田耕一。地割れに落ちるゴジラは間抜けだった。設定は悪くないが、演出センスが・・・ここで早くも嫌な予感。
タイトル、なんて書いてあるのかサッパリ分かりません。ただ歴代フィルムのコラージュはかっこいいことは確か。ここのミュータント軍団とやらの武闘ダンスがださい。
時が経って、轟天号はマンダと戦ってます。艦長ドン・フライ、副艦国村隼。艦長は若いころの沖田艦長を彷彿させる信念の人。マンダ・・・ただからむだけが得意技・・・だがやはり轟天にからみつくマンダは絵になる。艦を離れるとCGに早代わり。ビジュアルセンスは結構いい。なぜかノルマンジー沖に海底火山が。「熱い・・・」女性乗組員ガク!と倒れる。ひどい演技。
防衛軍では松岡昌宏ケイン・コスギが組み手。激しい格闘をしている時になぜカメラも激しく動かすのか?何をやっているか分からなくなってしまうではないか。ジャッキー・チェンがそんなにカメラを動かすか?ケイン、セリフがたどたどしい。またも暗雲。
TVでは国連事務総長宝田明水野真紀が『氷の微笑』みたいなアングルでインタビュー。『地球防衛軍』のころ国連でリーダーシップを執っていた日本人は科学者だったが、将来事務総長になりたいだなんて思っていただろうか?防衛軍の指揮官は水野久美。きつい口調がいい。宝田も水野もこれまではカメオ出演風だったが、今回ちゃんとした役柄でだったので溜飲がさがりました。
アリューシャン列島(東宝戦記ものでおなじみ)の方で怪獣のミイラ発見。これがモンスターXなのか?M塩基?・・・塩基については、隣のお父さんに聞けば分かるだろう。
中国ではアンギラス大暴れ。驚愕の回転攻撃!なかなかいいぞ!ニューヨークでは見え見えのセットで外人二人がコント。そこにラドン急襲!ラドンソニックブームでNY大破壊!ここはCGをうまく使っている。ビルの上で大見得を切るラドン。どこかで観たような光景。月でかい。キャシャーン?沖縄ではキングシーサー。守護神なのになぜ沖縄を襲う?この辺でこの映画には心がないことがわかってくる。どこかの国の艦はカマキラスに襲われる。やはり華がない。
日本にはエビラが来たので、ミュータント軍団が応戦、『スターシップ・トゥルーパーズ』ばりの肉弾戦を展開。ここはなかなかの迫力。なぜ隊員の背後で爆発してるのか?何かが引火して?「あの化け物をフライにしろ!」こんなに怖いエビラは初めてです。
ここでX星人が登場です!統制官伊武雅刀、副官北村一輝
(つづく)