水木しげる語録 

「人生とは一冊のマンガみたいなものだ。長く静かな闇の世界が何万年何億年と続いていると考えたまえ。その中に一冊の本が落ちている。君たちはそれを読む。そして喜んだり死んだりする。そして読み終わる。そしてまた静かな黒い世界が何十億年と続く。生きていると間いうのはそのマンガを読んでいるわずかの間だ。」(『怪奇一番勝負』1962年より)

「今世紀に正確な千里眼のできる者は一人しかいない。チベットのマラ種、チ○ポだ!(セリフではモロに書いてある)彼を国賓として呼ぶしか方法はあるまい!」(『墓場鬼太郎・あほな男』1964年)

「利用できる時だけ先生と呼ぶのは日本人の悪いくせです。」(上のチ○ポ先生のセリフ)(同上)

「肉体があるということは、さまざまな苦しみを生むのだ。肉体があるということは結局は働かねばならなず、税金をとられることになる。」(同上)

奥さん「死ぬまで働くのですよ。人生は戦いです。」某マンガ家「あう」(同上)

「今ではすべての産業が彼のフトコロを肥やすために動いているようなものだ。多くの貧乏人は安い給料で彼のために奉仕しているようなものだ。現代の社会は悪魔にとって最も適した世界だということだ。」(『悪魔くん』1964年)