大江戸博物館の水木しげる展に行ってきた。

Joetip2005-01-09

いや、びっくり!何がって、人の多さに・・・最初45分待ちという看板が出てたので、まあいいかと並んでいたら、列が入り口から段々遠ざかって、別のフロアに誘導されて、「会議室」という部屋の中に入って、そこはまるで迷路か、解剖図の小腸のように列がぐにゃぐにゃと圧縮されて、そこを抜け出ると、やっと入り口のあるフロアにたどり着きそうでたどり着かない・・・結局1時間ちょっと掛かった。ひょっとして1kmぐらい歩いたんじゃないか?
それにしても水木しげるさんは人気があるんだなあ。お客も老若男女問わず、あらゆる層の人がいたな。
考えてみると、手塚、石の森を知らない人はいても、水木しげるの名を知らない人っていないんじゃないかな?もう一つ、水木さんのマンガが嫌い、という人にも会った事がない。彼の作品、人となりは、すでに日本人の心性の奥深いところで共有されている、そんな気がします。
展示物なんですけど、マンガを拡大してそのまま展示してるので、熱心に読む人が多く、これは進まないわ、と思った。
10代のころ描いた水彩画や童話の挿絵を見ると、やはりすごくうまいです。水木さんは40代でブレイクしたわけですが、やはりすごい才能があって出るべくして出た人なんだなあ、と今更ながら感じました。